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ライバル ~ラストバトル~ Prolog
小出しにするか一気に出すかで迷いましたが小出しで・・・
一応まだ触りだけです。
大学卒業後、二人は女優としての道へ進み、当時最も有名な事務所のオーディションを受け合格した。
二人はすぐにスターダムへと駆け上がった。
それから三年、芸能界最強女優コンビとしてもてはやされるがお互いに特に表立った交流もなく、週刊誌に不仲なのでは?という憶測記事が書かれる程度だった。
しかし実際二人の対抗意識は相当なものだった。
ゆか(詩織にだけは負けない!絶対に!)
詩織(ゆかなんか追い越してやる!負けない!)
その対抗意識が二人を大女優へと押し上げたといっても過言ではないのだが、それを知らずか事務所は二人を同等の待遇で扱うため給料も出演ドラマの話題性もほとんど同じと中々優劣をつけずにいた。
しかしその年の大晦日、ついに二人は衝突することになる。
ゆか「私が主役を頂きます!詩織よりうまく演じる自身があります!」
詩織「ゆかにはまだ早いと思います!演技力は私の方が上です!」
バチバチとオフィスで火花を散らす二人。
正月の特番で出演を依頼されたのだが、その内容は二人の女性が一人の男を奪い合い最終的に主役が結ばれるという物語だったが、プロデューサーからは二人をそれぞれの女性の配役に割り当てたいとのことだった。
しかし負けず嫌いな二人が主役の座を譲り合うわけがない。
なのでこうして二人の間で論争が起こっていた。
詩織「何なの!私の方がゆかよりも演技も見た目も上なんだから私が主役よ!」
ゆか「なんで私が詩織の下なのよ!小学校の時私に負けたのを忘れたの?」
詩織「中学校では私が勝ったじゃない!それに高校、大学は内容は私の方が上でしょ!」
ゆか「何言ってんの!私が勝ってたよ!このわからず屋!」
詩織「何よ!この意地っ張り!」
「「この~~~~~~~~~!!」」
ついに取っ組み合いの大ゲンカになり、女優二人が大勢に囲まれる中相手の髪を引っ張り合い、ほっぺをつねり合いと激しく争い合いようやく引き離された時には二人はボロボロになっていた。
これはいかんということで二人の出演を急きょキャンセルにし、二人での話し合いがもたれることになった。
重役を交えての会談、それは二人だけで話し合うということだけが決定しすぐにお開きになった。
そして12月31日の大晦日。
二人の大女優がとある島に二人だけで上陸し、船が去るとゆかは上の服、詩織は下の服を残してそれ以外を全て海へと流すと、一糸纏わぬ格好となりそのまま島の中央へと進んでいった。
ゆか「ここにしよう。この島から出られるのは一人だけ。今までの決着、ここでつけてあげるから!!」
詩織「勝つのは私。もう二度と張り合おうと思わせないくらいコテンパンにしてやる!」
一応まだ触りだけです。
大学卒業後、二人は女優としての道へ進み、当時最も有名な事務所のオーディションを受け合格した。
二人はすぐにスターダムへと駆け上がった。
それから三年、芸能界最強女優コンビとしてもてはやされるがお互いに特に表立った交流もなく、週刊誌に不仲なのでは?という憶測記事が書かれる程度だった。
しかし実際二人の対抗意識は相当なものだった。
ゆか(詩織にだけは負けない!絶対に!)
詩織(ゆかなんか追い越してやる!負けない!)
その対抗意識が二人を大女優へと押し上げたといっても過言ではないのだが、それを知らずか事務所は二人を同等の待遇で扱うため給料も出演ドラマの話題性もほとんど同じと中々優劣をつけずにいた。
しかしその年の大晦日、ついに二人は衝突することになる。
ゆか「私が主役を頂きます!詩織よりうまく演じる自身があります!」
詩織「ゆかにはまだ早いと思います!演技力は私の方が上です!」
バチバチとオフィスで火花を散らす二人。
正月の特番で出演を依頼されたのだが、その内容は二人の女性が一人の男を奪い合い最終的に主役が結ばれるという物語だったが、プロデューサーからは二人をそれぞれの女性の配役に割り当てたいとのことだった。
しかし負けず嫌いな二人が主役の座を譲り合うわけがない。
なのでこうして二人の間で論争が起こっていた。
詩織「何なの!私の方がゆかよりも演技も見た目も上なんだから私が主役よ!」
ゆか「なんで私が詩織の下なのよ!小学校の時私に負けたのを忘れたの?」
詩織「中学校では私が勝ったじゃない!それに高校、大学は内容は私の方が上でしょ!」
ゆか「何言ってんの!私が勝ってたよ!このわからず屋!」
詩織「何よ!この意地っ張り!」
「「この~~~~~~~~~!!」」
ついに取っ組み合いの大ゲンカになり、女優二人が大勢に囲まれる中相手の髪を引っ張り合い、ほっぺをつねり合いと激しく争い合いようやく引き離された時には二人はボロボロになっていた。
これはいかんということで二人の出演を急きょキャンセルにし、二人での話し合いがもたれることになった。
重役を交えての会談、それは二人だけで話し合うということだけが決定しすぐにお開きになった。
そして12月31日の大晦日。
二人の大女優がとある島に二人だけで上陸し、船が去るとゆかは上の服、詩織は下の服を残してそれ以外を全て海へと流すと、一糸纏わぬ格好となりそのまま島の中央へと進んでいった。
ゆか「ここにしよう。この島から出られるのは一人だけ。今までの決着、ここでつけてあげるから!!」
詩織「勝つのは私。もう二度と張り合おうと思わせないくらいコテンパンにしてやる!」
新年一発目完結!
あけましておめでとうございます!
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