2ntブログ
ガールズアンドファイト!!
~Written by Anisan Felix~
夏の雨


ゴミが参りました、、、

年始から全く更新できず大変申し訳ございません。。
ちょっと来年度から生活環境が変わる事になり、色々バタバタしていて5月くらいまでは余り更新できないかもしれません。
ひとまず短編を投稿します。
また今年も頑張っていきますので、何卒よろしくお願いします。

ザー ザー


「朝からこんなに降るなんて・・・。どこかで雨宿りしないと・・・。」


ルーティーンの朝のランニングで山道のコースに入ったのも束の間、スタートした当初はあんなに晴れ渡っていた夏空は、瞬く間に暗雲が立ち込め、滝のような豪雨が恭子を襲う。

すぐに雨を凌げるような建物はこの田舎の山道には存在しないため、走っている途中に見かけた使われていない電話ボックスへ避難しようと来た道を引き返す。


「物凄い雨・・・、前が見えないなんて・・・。やっぱり妹たちを連れて来なかったのは正解だったわ。」


薄着の服ですら水を吸って重量感を増す程凄まじい雨量で、肌に刺さる雨で痛みを感じる。

薄らと見える前方に電話ボックスの影が見え、駆られずに伸びている草むらを掻き分けて雨を凌ごうとするが・・・


「「きゃあっ!?」」


不意に横から現れた何かとぶつかり合い、もつれ合うように泥だらけの草むらに倒れ込んだ。

水を吸った柔らかいクッションのようなものに上になるように倒れ込み、泥飛沫が身体に跳ね飛ぶ。

なんとか離れようともがくが、ムチムチの太腿が同じく肉付きの良い自身の太腿と絡み合って上手く立ち上がれない。


「ちょっと?!」


もがいているうちに絡み合っている相手が恭子の背中に腕を回してゴロンと身体をひっくり返した。

自身の同世代と比べても大きな胸に負けず劣らずの重量感のあるものが乗せられる。

だが相手もひっくり返したのは良いものの、結局絡み合っている状態は変わらないため、お互いににっちもさっちもいかずに、ただただ自分がなんとかしようとゴロゴロと上を取り合うように転がり周り、顔も分かっていない者同士の不毛な主導権争いが続いて、白いシャツが土で染まる。

結局転がり合っているうちに電話ボックス近くまでたどり着き、お互いにもたれかかり合うようにして何とか中へ入った。


「「はぁ・・・、はぁ・・・、やっと入れ・・・、なっ!!?」」


ようやく絡まり合っていた相手と顔を合わせると、即座に目の前の相手を突き飛ばした。


「誰かと思ったら笹野さんだったの?折角の夏休みでうるさい女がいなくなったかと思ったら、こんな所でも突っかかってくる気かしら?」


「それはこちらのセリフよ。神宮寺さん。お屋敷に籠っていれば良いのに、こんな所で出会うなんて。」


雨の中で鉢合わせたのは、同じクラスの神宮寺杏子。

良家の生まれでスポーツ学業共に優秀な学校のマドンナで、恭子とは何かにつけて張り合っていた。

母子家庭で妹たちの世話をしながらも努力している恭子にとって、全ての環境が整い何不自由なく生きている杏子は嫉妬の対象だった。

一方の杏子も優秀な自分と何かにつけて比較される恭子は目の上のたんこぶ的な存在であり、同時に決して恵まれてはいない家系の出身ながら自分と張り合えるこの女に対して心穏やかではなかった。

何より名前が同じきょうこで、身長やスタイルも似通っていることが、より一層のライバル心を2人に植え付けていた。


犬猿の仲の女との呉越同舟。

狭い密室で暫しの間睨み合うが、ひとまず水を吸った衣服を乾かそうと服を脱ぐ。

この雨なら外から見られることもないだろうと、下着まで脱いで、大胆に全裸を晒し合った。

どちらも160cm前後の身長に肉付きよく出るとこは出てて、へこむとこはへこんでいる理想的な身体。

向かい合った2人の大きなおっぱいは否が応にも火花を散らしていた。


「私の身体が羨ましいのは分かるけど、あんまりジロジロ見ないでもらいたいわ。」


「派手な真っ赤な下着で誤魔化してるみたいだけど、そんなに自慢できる身体じゃないと思うわ。」


「笹野さんの身体は着ていた青の地味な下着と同じで、私の身体に比べると霞んじゃうわね。」


普段から対抗心剥き出しで歪み合っている女同士で全裸で向かい合うと、嫌でも相手の身体を意識してしまう。

2人の首から下は鏡合わせのようにそっくりで、特に触れ合いそうな距離で相対している2対の大きな乳房を目にすると、どちらが大きいのか気になってしまう両者。

お互いの視線が自身の胸に集中しているのに気づくと、挑発するように胸を逸らして互いのおっぱいを突き出し合った。


「何?私のおっぱいが大きくて嫉妬してるの?」


「嫉妬しているのはあなたでしょ?もしかして羨ましい?」


「ちょっと。当てて来ないでくれないかしら?」


胸同士を見せつけ合っていると、杏子の乳房が恭子の乳房に軽く接触した。

それが引き金となり、恭子が相手を押し退けるように自身の胸を押しつけ、杏子は胸を潰されながら電話ボックスの壁に背を預ける。


「このぉ・・・、邪魔よ!」


負けじと杏子もやり返し、今度は恭子の胸が潰れ、壁に背中を叩きつけられる。


「折角だから、雨が止むまでの間にどちらが上か分からせてあげようかしら?」


「いいわね。周りからどっちが大きいか日頃から言われて鬱憤が溜まってたの。直接比べて白黒つけましょうよ。」


恭子が体勢を5分に戻し、電話ボックスの中心で胸同士を潰し合った状態で向かい合う。

肉が圧縮される感触と、女同士全裸で肌を合わせている性的な背徳感を、目の前の女への対抗心で打ち消して、指と指を絡め合うと、腕と胸でがっぷり四つに組み合い、全力の力比べが始まった。


「んぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!!!!!!」


「ぐぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!!!!!!」


腕と腕、そして胸と胸の間で熾烈な力と力のせめぎ合いが繰り広げられる。

壁を押していると錯覚するほどに両者の力は互角で、密着している乳房は互いの肉を潰し合いながらただただ密度を増し続ける。

相手の掌を握り潰さんばかりに握り締め合いながら、巨乳同士の潰し合いながらの押し相撲。

普段からいがみ合っている2人だったが、こうして取っ組み合うのは初めてで、どうにか組み伏せ、この邪魔な乳房を押し潰してやろうと意地を張り合う。


「こんのぉぉおおおおおおおお!!!!!潰れなさいよぉおおおおお!!!!!」


「そっちがぁあああ!!!!!潰れろおおおおおお!!!!!」


腰を落としてしっかりと下半身で踏ん張って、均衡を破ろうとする両者だが、それでも動かない。

全身がプルプルと小刻みに震え、潰れ合う乳球は軋み、限界が近づく。

2人の巨乳はまだ弾力と張りを保ってはいるが、それでも2人の身体の間で形が保てない程にまで押し潰されて悲鳴を上げている。


「「あっぎぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいい!??!!??!!」」


この女にだけは絶対に負けたくないという意地だけが2人を突き動かし、限界で身体は熱を帯び、湯気が上がる。

ここまで拮抗していると、普通であれば一度仕切り直すような状態だが、相手を捩じ伏せることしか考えていない2人にはそんな思考はない。

不意に杏子がその大きな肉付きの良いお尻を壁に押し付けると、その反動で恭子の胸により圧をかける。


「ううっ・・・!?まっ、まけるかあああああああ!!!!」


恭子もこのままやられっぱなしでは終われない。

同じく形の良い大きな美尻を壁に押しつけて、杏子の乳房を跳ね返すように圧をかけ返す。


「くうぅ・・・!?生意気ぃいいい!!!!」


再びの拮抗。

お互いに尻を突き出し合うことで2人の身体がつっかえ棒のように固定され、身体同士が圧縮機のように重なった胸を平らになるまでに押し潰す。


「「うっがぁぁぁぁああああああああ!!??!?!?!?ああああああああああああああ!???!?!??!」」


もう声にならない叫びを上げて、目尻に涙を溜めながら我慢比べを続けていたが、ついに身体に力が入らなくなり、お互いの身体にもたれかかるようにしてへたり込んだ。


「「はぁ・・・、はぁ・・・、はぁ・・・」」


全身全霊の乳相撲の反動でどちらも動けず、嫌いな女と全裸で野外で抱き合うという2人にとって屈辱的な状況。

相手の方に顎を乗せて回復を待つ間も、触れ合う胸の肉の感触、重なり合うお臍、擦れ合う毛ひとつ生えていない綺麗な下腹部、その感触で胸の先端に血が集まっていく。


「ちょっと、欲情してるの?」


「それはあなたでしょ。こんなに固くしちゃって。」


「あなたの乳首の方が固いわよ。私の胸に突き刺さって・・・、んっ!?」


「乳首が擦れただけで感じて・・・、あんっ!?」


「直接触れ合わせれば・・・あなたの方が・・・、んん・・・固くなって・・・」


「いやっ・・・、固いのは・・・あなたの・・・ああん・・・方・・・」


固くなった乳首同士を擦り付け合って、知らず知らずのうちに闘いの中で徐々に溜まっていた快感が着火される。

むず痒い刺激が股間を刺激し、何かを放出してしまいそうな感覚を理性で必死に抑え込む。

気づけばあれだけ強く降っていた雨は止み、夏の日差しがガラスの壁を貫通し、半畳にも満たない密室は蒸し風呂のように蒸せ返っていた。

汗と雨で濡れた身体を擦り付け合い、お互いの肉の快楽を貪り合う。

鍔迫り合いを続ける胸の先端部分は最高硬度で互いを削り合い、一発一発の擦り合いが侍の果たし合いの様に理性を切り裂く一太刀を浴びせる。


「カブトムシ見つかるといいなー!!」


「今日はもう外出れないと思ってたからラッキーだったね!!」


オーガズムを迎えるギリギリで意地を張り合っていた2人だったが、不意に耳に入った子供の声に意識が移る。


「誰か来る!!?」


「隠れないと!??」


しかし全裸で電話ボックスを出ることはできない。

声はもうすぐそこまで聴こえている。

裸で抱き合ったまま見つめ合い思考を止めていた2人だったが、咄嗟に杏子が恭子を押し倒す様な形で身を低くした。


「「んんん・・・・・・んむ・・・んんんん・・・・・・・・・」」






伸びきった草むらがカモフラージュとなり、何とかやり過ごせた。

しかし無理矢理身を隠した2人は物凄い体勢になってしまい、杏子が恭子を種付プレスするような体位で密着し、下の口同士が押し合わさる快感にたまらず2人は大量の愛液を放出して逝ってしまった。

それでも嬌声を聴かれる訳にもいかずに、口を口で塞ぎ合うという最悪なシチュエーションでのファーストキスも経験してしまうというおまけつき。

怒りで互いを睨め付け合いながらも、火照る身体と激しく脈打つ鼓動を必死に抑え込んでいた。


「いつまで上に乗ってるの・・・よ!」


絶頂から回復した恭子が上下をひっくり返す。

上から股間を叩きつけると、恭子の股間から透明の飛沫が噴き上がる。


「あなたの下何かにいられる訳ないでしょ!」


逝った身体に鞭を打ち、恭子の頭を抱き抱えると、自身の豊満なおっぱいを顔面に押し付ける。


「うぶううううううううう!!!???!?」


口と鼻がムチムチの肉で塞がり、息ができずに必死に暴れる恭子。

こんな密室で大の女が1人暴れると、動くたびにお互いの身体が壁にぶつかり、流石の杏子も抑え込むことができず腕を離してしまう。

チャンスとばかりに、息も絶え絶えに恭子が杏子のバックを取ると、零れるようなその乳房を思いっ切り握りしめた。


「いだああああああああああああ!!!??!?」


「潰れてしまええええええ!!!!!」


杏子の尻の上に恭子の尻が並ぶような体勢で、ロデオのように暴れ回る杏子に、必死でしがみつき胸を潰す恭子。

しかし杏子が仰け反った際に、恭子が後頭部を壁にぶつけて倒れ込む。

お互いに尻を押し付け合って頭を床につけたような体勢で、股越しに相手の顔を見ながらの尻相撲が始まった。


「んぎいいいいいいい!??!?邪魔なのよ!このデカ尻!!」


「邪魔なのはあなたのそのケツよ!んぐぐぐぐぐぐぐ!!?!?」


押し負けると再び上を取られてしまう。

ムッチリとした尻たぶで尻たぶを潰し、股間同士も触れ合うほどまで密着した状態でおしくらまんじゅうを続ける。

しかしこれが全くの互角。

尻と尻が互いの弾力で弾き合い、逆さまな状態でどちらも壁に倒れ込んだ。


「なによぉ・・・」


「負けないんだからぁ・・・」


ここからは壮絶な絡み合い、死闘だった。

総合格闘技のスクランブルのように狭い密室でお互いの裸体を絡め合い、上を取っては相手を逝かせ、取られては逝かされ、尿の混じった愛液を何度も相手に吹きかけ、互いの体液をブレンドさせて、相手の肌に塗りたくった。


「股間がぁ・・・」


「食い込み合ってるぅ・・・」


特に壮絶な闘いになったのは、絡み合いの中で股間同士が貝合わせのようにぴったりと喰い合った時で、あまりの快感に同時に3度も潮を吹き、お互いの愛液をひとつにした股間内で共有し合った。

狭い密室内では股間を食い込ませ合った状態から中々体位を変更できず、快感でもつれ合いながら、しばらくのたうち回っていた。

そして現在は・・・




パンっ  パンっ  パンっ


「「んああああああ!?!??」」


本日何度目か分からない相打ち。

膝立ちでお互いの腰を打ちつけ合う女相撲で、何とか決着をつけようと身体に鞭を打っていた。


パンっ パンっ パンっ


疲れた身体に痛みと快感が響き渡る。

しかし響くがもう愛液は殆どでない。

2人の身体の水分が出切ってしまっていた。


「「んああああああああああああんんん!??!?」」


再びの相打ち。

もうどちらも気力が湧かず、相手の身体にもたれかかった。


「・・・ここまでかしら。」


「・・・そうね。・・・もう日も暮れそう。」


朝のランニングに来たはずが、気づけば一日中やり合っていた。

多少回復し、ガクガクと震える膝で何とか身体を支え、さして乾いていない衣服を身につけようと背中合わせになる。

まだ張りを保った大きなお尻が触れ合うが、どちらも押し合ったり、離すということはなく、名残惜しそうにスリスリと擦り付け合っていた。


(触れ合っているこの女のお尻を気持ち良いと思ってしまう。どうしちゃったの・・・私。)


(肌と肌を離すのが名残惜しい・・・。・・・何考えてるんだろ・・・自分。)


嫌悪や妬みとは別の感情を抱えながら、2人はそれぞれ帰路へと着いた。





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