2ntブログ
ガールズアンドファイト!!
~Written by Anisan Felix~
奥底の本能
少し単調になった感も否めない。
思ったより長くなったシリーズも次回最終決戦へ。
まだ眠っている真衣をそのまま放置して朝帰りをした梓。
家に帰ってこっぴどく叱られたが幸い土日で特に問題がなく過ごせた。
そして月曜日。
普段のように電車に乗る梓。
しかし先週いつもの子に会わなかったこともあり、実は避けられているのではないかという思いも頭に残り、ランドセルを普段と違い普通の小学生と同じように後ろに背負いその子の乗るホームの乗客を眺めていた。

プシューっ

電車が止まり人が乗り込んでくる。
なんといつものその子が列の先頭に立っていた。
その女の子は梓の目の前から列車に乗り込み二人の体の前面同士が密着した。

「「!!!???」」

二人の体が触れ合った瞬間二人の顔に驚愕の表情が映った。
密着した二人の体に挟まれた小学生の体には似合わぬ豊満な乳球同士がぷにゅうと押し潰れあったのだ。
まさか自分と同じレベルの胸を持つ小学生がいるとは思っていない梓は生まれて初めて胸を潰される経験に驚きを隠せなかった。
一方相手の女の子も同じようで驚きの表情を隠しきれないでいる。
しかも二人が胸を合わせて驚きあっている間にも乗客はどんどん車両に乗り込んでくるため、梓はどんどん押し込まれ車両の奥へと押しのけられていく。
その過程で梓の巨乳もその女の子の巨乳に押し込まれていく。

梓(ムカッ!!)

同世代の女の子の胸に自分の胸が押し潰されているシチュエーションに徐々にプライドが傷つけられていく梓。
これ以上潰されたくないという思いに自分の胸を押し潰している女の子の胸を押しかえした。

ぶにゅうううううううううううう!!!!!

梓の胸がその女の子の胸を潰し返し、女の子の顔が痛みで曇る。
列車も動き始め客の流れも止まっているため純粋に相手の体を押し返している。
しかし相手の女の子も自分の胸に相当プライドを持っていたのだろう。
キッと梓を睨みつけると同じように梓の胸に自分の胸をぶつけ返した。
自然と睨みつけるような状態になっていた梓の眼光もさらに厳しくなりバチバチと火花を散らし合う。
先週まで尻同士を擦り付けあって欲情していた二人が今日はバチバチの状態。
お互いに相手のことを恋愛的に意識していたことは確かだが、それ以上に自分の体に自信を持っていたのだろう。
自分の好きな子に体で負けるのも何か癪なのだろう。
負けてたまるものかとばかりに二人のおっぱい同士も相手の胸に貼り付き押し合っている。

「「むううううううううううううううう!!!!!」」

ついに押し合いすぎて二人の額同士もカチ合った。
こうやって表情を見合うとお互いに別の顔であるのは間違いないのに心なしかどこか似ているようにも感じた。
潰し合いを続けたまま一駅、二駅と通過していくうちに、やはり発達していると言ってもあくまで小学生にしてはというところなのだろう、二人の胸は張りを失っていき徐々に鏡餅のように横に広がり形が崩れ始めていた。
どちらも痛みに耐えきれなくなり始め、早く決着をつけようと一層寄り合うがそれでも決着がつかず梓が降りる駅へと到着した。

「今日の夕方、〇〇駅で会おうよ。」

胸を手で押さえながらその子が始めて口を開いた。

梓「わかった。授業が終わったらすぐ行く。」

梓もそう答え下車する。
今日も帰りの電車には乗れなそうだな。
向こうの子と同じく自分の胸を手でさすりながら相手の方を振り向くことなく列車を降りた。


・・・・・・・・・・・

真衣「何よ!逃げる気!?」

放課後、駅へと向かおうとした梓に真衣が突っかかる。
梓が電車の子の体に欲情しているように、真衣も梓に欲情しているのだろう。
しかし一度極上の体を知ってしまった梓には真衣の体など歯牙にもかけられない。

ムニュウウウウウウウ!!!!!!!!!!

不意に梓は真衣を抱きしめ、そのまま押し倒した。
梓の豊満な胸に真衣の胸はほとんど平たくなるまで押し潰される。

梓「あんたとは勝負にならないの。そんなちっちゃな胸じゃね。」

冷徹な言葉を真衣にぶつけると、そのままうずくまる真衣を一瞥もせず駅へと向かう。
本能が極上の肉を喰らいに行かんと梓を突き動かす。
しかしその肉の持ち主はまだ処理され調理されておらず、逆に梓の肉を喰らいに来るという可能性が梓の頭には全く浮かんでこなかった。
あくまで勝つのは私。
小学生の頭ではそこまでの予測に頭が回らない。
数時間後、二匹の小さな肉食獣の喰らい合いが幕を開けることになる。




コメント
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捕食者同士の食い愛ってところがとても良いですね!
2016/12/18(日) 05:59:13 | URL | by (#-) [ 編集]
お疲れ様です!
それぞれの愛情と自尊心が入り混じる展開にグッときました!真のライバルとの決戦、楽しみで仕方ありません!
2016/12/21(水) 03:47:36 | URL | byのなめ (#-) [ 編集]
Re: タイトルなし
ありがとうございます!
あらかじめ考えていた展開からはだいぶはずれましたがしっかり書いていきます!

> お疲れ様です!
> それぞれの愛情と自尊心が入り混じる展開にグッときました!真のライバルとの決戦、楽しみで仕方ありません!
2017/01/10(火) 23:13:09 | URL | byアニサン・フェリックス (#-) [ 編集]

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