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ガールズアンドファイト!!
~Written by Anisan Felix~
王都にて
長編続きです。
遅くなって申し訳ありません。


エレナ「はー!なんとか決勝トーナメントまでは進んだわね。」

エレナ一行が到着した二大大国の一つであるマルヴェリアの王都、グレナスセーゼ。
ノエルに敗北後、悔し涙を流したまましばらく部屋にこもっていたエレナだったが、気持ちを切り替えた後は自らを成長させるため再び闘いの毎日を送っていた。

エレナ「それにこの大会に勝てば妹に会えるかもしれないし…」


………………………


倭の国の出発前…

西安「エレナや。あんた双子だってことは知っとるのかね?」

エレナ「…??……!!…私に妹がいるの!?」

西安「なんじゃ、知らんかったのか。あんたのお母さんが全く同時に産んだからどちらが姉とは言い切れんが、エレンという名の娘があんたの妹じゃ。」

エレナ「……会いたい!その娘はいまどこにいるの?」

西安「正確な場所は分からんが、聖カーラーン山脈を拠点に各地を旅しとるエレンという戦士がおるということを風の噂で何度か耳にしとる。ただ聖カーラーン山脈周辺は大国マルヴェリアの領地。マルヴェリアの闘技場で勝利したものでなければ周辺での活動は認められんじゃろう。」

エレナ「…そっか!それなら次の目的地は決まりね!ありがとう!おばあちゃん!」


………………………

そして無事王都に着き、さっそく闘技場に挑んだエレナである。
闘技場は体重、胸の大きさ別にランク分けされており対戦相手はどれも似通った身体の持ち主である。
そのため闘いは技術や身体のその僅かな差を競い合う闘いが多く、数々の接戦が死闘を産み観客を楽しませている。
闘いが終わったばかりで素っ裸のエレナはあてがわれている休憩室へ向かっていく。

エレナ「今日はここで過ごさないといけないのかー、ロロとララは喧嘩せずにやれるかしら?」

などと考えながら歩いてると不意に胸元にむにゅっとした感覚を覚え顔を上げるエレナ。

エレナ「んっ!?」

???「わっ!!」

すると前にはこげ灰色の肌をした女の子が驚いた顔をしてこちらを見ていた。
お互いに考え事をしながら歩いていたため気づかずにおっぱい同士が鉢合わせしてしまったようだ。
しかしなぜかお互いにすぐに離れずに顔を真っ赤にしたまま離れない。
エレナは心臓が急にバクバクする感覚を覚えたまましばらく固まってしまいお互いに見つめ合っていた。

「「…………………!!?」」

ひとしきり見つめ合ったあと我に返ると相手は同じトーナメントの参加者だと分かった。
大地の民という少数民族出身のヴァルナという子でありこの大会の優勝候補の一人である。

ヴァルナ「ちょっと!いつまでくっついてくるんだよ!」

沈黙を破るヴァルナ。
大地の民は男勝りな性格の者が多くその体も若干筋肉質な特徴を持っている。

エレナ「ぶつかってきたのはそっちでしょう!」

次の対戦相手になる可能性もあるためエレナも引くわけにはいかず言いかえし、何故かムキになってしまった二人は言い合いながらの乳相撲が始まった。

エレナ「あーら!あんたの胸、私の胸に潰されちゃってるけど~??」

ヴァルナ「潰れてるのはお前の胸だろ??使い物にならなくしてやろうか?」

エレナ「やってみなさいよ!!!」

ヴァルナ「後で泣くなよ!!!」

二人の乳房が相手の乳房を押しのけるようにぷにゅうみゅにゅうと音を立てるように何度も何度も押し潰し合う。
そうしているうちに二人の乳首同士がくっつき合った。

エレナ「…っ!?………んっ…あっ!?ちょ……離してよ…あっ!?」

ヴァルナ「ぁんっ…そっちが……ひぃいん!?…離せよ………!!」

普段は簡単にここまで乳首で感じないエレナだが今日は心臓の動悸が早くビクビクと身体を震わせて感じてしまう。
ヴァルナも同じようでありしばらく感じ合ったまま意地を張っていたが同時に絶頂を迎え床にへたり込んでしまった。

エレナ「はぁ、はぁ、なんなのよ!決勝で覚えときなさい!」

ヴァルナ「こっちのセリフだ!首を洗って待っていろ!」


……………………

エレナ「なんなのよあいつは!…あっ!」

休憩室で愛液を吹きとり服に着替え大浴場へと向かうエレナ。
先ほどからヴァルナのことばかり考えてしまいイライラしながら歩いていると再びヴァルナと出会ってしまった。
お互いに大浴場へと向かっているのが分かるとお互いに体を押し合いながら歩き始めた。

ヴァルナ「なんなんだよ!うっとおしい!」

エレナ「そっちこそ!邪魔なのよ!」

頬っぺたと頬っぺたをくっつけ合わせ横目で睨み合う二人競うように歩く二人。
やがて大浴場に到着しようやく離れ服を脱ぐ二人。
パンツを脱ごうと前かがみになった時、今度は二人の尻同士がぶつかり合ってしまい再び険悪になる二人。

ヴァルナ「むうううううううううううう!!!!!!いい加減にしろおおおおおおお!!!!!!!」

エレナ「どっちがよおおおおおおおおお!!!くううううううううううううう!!!!!!!」

気を抜けばつんのめってしまうほどの力で尻同士を押し付け合い風呂場へと向かっていく。
背中合わせの状態で側頭部をガンガンとぶつけ合いながらどちらも譲らない。
そして流しに着いたところでついにしびれを切らし背中を離して向かい合うと相手に向かってとびかかった。

「「はあああああああああああああああああああああああ、きゃぁあ!!!?」」

が途中で足を滑らしてしまいお互いに絡み合いながら倒れ込んでしまった。

エレナ「ちょ、なにすんっ…………!!?」

ヴァルナ「はなれ…………!!?」

目を開けば二人の顔と顔は一センチもない近さ。
二人の体勢はお互いの股間に太ももを割り入り、豊満な巨乳同士が寸分たがわず重なり合っている。
一気に全身を真っ赤にし急いで離れようとした瞬間…

「「いっひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!?!?!?!?!??!」」

その感触に耐え切れず喘ぎ声を上げて本日二度目の絶頂に達したのだった。

…………………

エレナ「今日は調子が悪いのよ!あんな奴の身体で逝っちゃうわけないんだから!」

部屋でヴァルナのことを考え悶々としたまま眠れずに悪態をつかずにいられなくなっている。

エレナ「けど実際闘うことになったらやっかいね。こんだけ簡単に逝き合うのはお互いの身体の相性が良過ぎるとしか…」

そこまで考えた所で風呂場でのヴァルナの唇と顔の近さを思い出し再び赤くなってしまう。

エレナ「むかつくーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!絶対に逝かせ尽くしてやるんだから!!!!!!!!!!」

決勝トーナメントは明日始まる。




コメント
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双子との対戦もあるんでしょうねーって思うと今からもうドキドキですw
2015/01/30(金) 06:32:29 | URL | by (#-) [ 編集]
Re: タイトルなし
ありがとうございます!
闘技場での闘いはないんですよー、すいません!
ただそのうちまた闘うことになるので楽しみにしていてください!

> 双子との対戦もあるんでしょうねーって思うと今からもうドキドキですw
2015/01/31(土) 23:33:00 | URL | byアニサン・フェリックス (#-) [ 編集]

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