真理は人には言えない性癖を持っていた。
同性の女の子のお尻の感触で性的快感を覚えるのだ。
特に自分と同じ女子高生のお尻に目がなく、電車やエレベーターなどで機会があれば積極的に擦り付けに行っていた。
真理のお尻は一般的に見てもそれほどの大きさはないが、柔らかさの中にしっかりと肉々しい弾力が詰まっており、形も綺麗に整った美尻だった。
もちろん真理はこの自分のお尻を自慢に思っており、ただ擦り付けるのではなく、相手のお尻が自分より小さいときは圧し潰すように自分の尻を誇示し、相手の方が大きいときには割れ目を切り開くようにグリグリ押し付けて精いっぱい抵抗するように擦り付けていた。
それだけ露骨にやっていれば文句の一つも言われそうなものだが、女性同士でやってるため男に比べて騒がれず、また真理自身も加減を分かっていたためトラブルには発展することはなかった。
今日を迎えるまでは…

シャーーーッ

通学前にいつもの電車が止まり颯爽と乗り込む真理。
いつもこの時間の女性専用車両は女子高生ですし詰めのような状態になることを知っており狙って乗っている。
今日はお気に入りのあの子と尻合わせをしようかなどと思いながら乗り込むと、普段見慣れない子の顔がチラッと見えた。
あ、この子とやりたい！と反射的に思ったが自分と真正面で向かい合っている状態のため背中合わせに持ち込めそうにない。
残念…と半ば諦め周りを見渡した時、その子が不意に自分の方へと背を向けたのだ。
チャーーーンス！！！と思いながら背中を預ける真理。
余り大きさも違わないみたいだから、せっかく背を向けてくれたのに申し訳ないけど格の違いを見せつけてやろうと強く尻を押し付ける。
それと共に列車の扉が閉まり、ガタンゴトンと揺れに合わせて一対の尻と尻が擦れ合わされていく…

美玖は少し驚いていた。
真理と同じく同性と尻同士を擦り付け合うことで快感を感じる性癖を持つ美玖は、普段乗っている電車の女の子たちの尻に飽き、遠征がてらに一本遅らせて電車に乗ったのだが中々いい感じの子に巡り合えず貴重な時間を無駄にしてしまったと悔やんでいたのだった。
しかし次の駅に止まり目の前に一人の女の子が乗ってきた。
後ろに続く客は年配の女性が多く美玖のストライクゾーンには入らない。
しかし真正面の状態では無理か…となかば諦めながら一応相手に背中を向け、もしもの時に備えようとした。
するとその瞬間その女の子の背中が美玖の背中とぴったりくっつき合わさったのだ。
一気にスイッチが入る美玖。
わざわざそっちから来てくれてありがたいけど、到着までいじめまくってさっきまでの鬱憤を晴らさせてもらうわ！と普段より攻撃的に相手のお尻に自分のお尻をぶつけていく。



…う………っく…………

満員電車の中で殆ど聞こえないくらいの微かなうめき声が聞こえる。
二人の女子高生が自身のスカートをめくりあげパンツ一枚に包まれた尻同士を小刻みに、しかし力強く何度もぶつけ合わせている。
こ、こんなはずでは…
ぽよんぽよんと潰れ合っては自慢の弾力で跳ね返し、その反動を活かして再びぶつかり合う。
初めはスカートを下ろした状態でプリプリの尻同士をぶつけ合い気持ちよさを感じていた。
なかなかの暴れ馬に潰し合いを楽しんでいたが、次第に少しずつ痛みが蓄積されていく。
これほどまで張り合ってくる相手は初めてでありこのままだと潰されてしまうと焦りを感じ始め、スカートをまくると相手も示し合わせたように相手もまくってきたためより一層相手の尻の感触が伝わってくる。
さらにスカートからはみ出た生尻同士も触れ合い、今まで生で擦り合わせたことがなかった二人にはたまらない快感。
目的の駅を目前に迫りながらも絶頂ギリギリまで追い詰められ尻自体も限界まで潰れ始めている。
もうヤバイ！と直感的に感じた二人はパンツが殆ど割れ目に食い込みむき出しの状態の尻を一旦引くと、次の瞬間に思いっきりぶつけ合わせた。
むにゅぅぅぅぅううううと肉と肉が潰れ、弛緩しあい、柔らかくなった尻肉同士が圧迫し合っていく。
その快感に耐えきれず、声を押し殺しながら二人は逝ってしまった。

…………………

真理「あの女！どっちが上かはっきりさせてやるんだから！！！」

はじめて相手の尻に自分の尻を潰され、更に絶頂させられるという屈辱に怒り心頭の真理。
それは相手も同じだったようで学校のない土曜日に、近くの市民プールのシャワー室で勝者を決める決闘が行われることになった。
全裸でシャワー室に着くとあの憎たらしい女がすでに真理を待っていた。
ここなら完全密室で誰にも邪魔されることはない。
どちらが上かはっきりさせてやる。
その強い意志を表情に示すと部屋に入りお互いに背中を向けた。

バチーーーーーーーーーン！！！！！！！

女の意地とプライドを賭けた決闘が始まったようだ。